【第3回】新規集客 応用編

マーケティング対策

1. 基本編 → 【小さな宿でもできる新規集客の基本ステップ】  
2. 実践編 → 【SNSと口コミでお客様を増やす方法】  
3. 応用編 → 【売れる宿泊プランの作り方と売り方】  (この記事)

基本編と実践編では、宿の強みやSNS活用を紹介しました。最終回は「売れる宿泊プランづくり」と「販売チャネルの活用」です。プランはお客様を呼び込む“入口”。工夫次第で集客力が大きく変わります。

1, 季節とターゲットを組み合わせる

宿のプランは「誰に」「いつ来てもらうか」を意識しましょう。

・秋 → グルメ女子会プラン(秋の味覚+スイーツ)

・冬 → 夫婦向けゆったり温泉プラン

・春 → 地元散策付きママ友プラン

ターゲットと季節を掛け合わせると、わかりやすく魅力的になります。

旅館の女子会
宿泊付き女子会

2,特典を小さく工夫する

特典は派手でなくても十分効果があります。

・ワンドリンクサービス

・チェックアウト1時間延長

・地元の小さなお土産付き

「お得感」と「嬉しい体験」をプラスすれば予約の後押しになります。

秋の女子会のチラシ

【デザインポートフォリオ】上の画像は私が手掛けたイベントの雰囲気を伝えるチラシデザインの見本です。30代の女性グループをターゲットとした場合を想定して作りました。私たちは【お客様のイメージを形にする】そんなお手伝いをさせていただいております。

「このデザインを再現する場合は素材のライセンス契約が必要です。素材の権利については当方は関与しません」

3, OTAと自社サイトをバランスよく使う

じゃらん・楽天などの予約サイト(OTA)は新規客に強い反面、手数料がかかります。

・新規はOTAで呼び込む

・リピーターは自社サイトへ誘導する

この流れを作ると利益率が改善します。自社サイトには「公式予約特典」を必ず設けましょう。

WEBマーケティング

4,地域とつながる

観光協会や地元イベントと連携すると、プランに独自性が出ます。

・地元イベントに合わせた宿泊プラン

・観光協会のHPに宿の情報を掲載

・近隣体験業者とコラボ

地域の力を借りることで宣伝力がぐんと広がります。

5, 小さく試して改善する

プランは作って終わりではなく、反応を見て改善が大切です。

・どのプランが人気かを数字で確認

・反応が悪ければ写真や特典を変更

・人気プランは季節を変えて再利用

小さなテストと改善を繰り返すことで「売れるプラン」に育ちます。

まとめ

売れる宿泊プランのポイントは

1,季節とターゲットを組み合わせる

2,小さな特典で魅力をプラス

3,OTAと自社サイトを使い分ける

4,地域との連携で差別化

5,小さく試して改善

この工夫を重ねれば、小さな宿でも「ここに泊まりたい!」と思わせる力を持てます。

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