まずはここから!宿泊業で必ず実践したい“3つの基本”
派手な広告やSNS運用に注目が集まりがちですが、実は宿泊業を安定させる基盤は「地道な基本」の徹底です。ここでは必ず押さえておきたい3つの基本を整理してみます。
1. なぜ“基本”を見直すことが成果につながるのか
宿泊施設では、稼働率や客単価に目を奪われ、基本を軽視しがちです。しかし、長期的に見ると「顧客データの管理」「公式サイトの整備」「リピーター対策」が利益の源泉になります。
2. 顧客基盤の構築・・・顧客データを必ず蓄積し活用する
予約サイトやフロントで収集できる顧客データを活用していますか?
住所や性別•年齢
来訪目的(観光•ビジネス•記念日)など
リピート履歴
これらを整理することで、次回の販促やプラン設計が的確になります。たとえば「記念日利用」の顧客には翌年も同時期にDMを送るだけでリピート率が高まります。

3. 収益性の最大化・・・OTA依存から一歩抜け出す公式サイト運営
OTA(楽天・じゃらんなど)は集客に欠かせませんが、手数料負担が大きいのも事実です。公式サイトの予約導線を強化することは、利益改善に直結します。OTAを上手に活用しながらも、自社サイトからの予約を増やす流れを作っていきましょう。
最低限ースマホの予約ページ
わかりやすい料金•プラン表
限定特典(自社の公式予約サイトからの予約特典)
これだけで予約の数%を自社の公式サイトからの流入にシフトできます。

4. 顧客満足度を高めると同時に、小さな工夫の積み重ねでリピーターづくり。
リピーターは新規客よりも獲得コストが低く、安定経営の支えになります。
工夫例:
帰り際に【次回予約特典】を案内する
定期的にメールなどでニュースリリースレターを配信する
誕生日や記念日などのタイミングにDMを発送する

お客様満足を高めるおもてなしとともに、小さな販促の積み重ねが、長期的なファンづくりにつながります。
まとめ
今回は、宿の経営を支えるのは「顧客データ」「公式サイト」「リピーター対策」の3本柱というお話でした。基本を徹底することで、大きな投資なしに成果を高めることができます。
Ryoukan

ただいまテストでブログを公開しています。編集中のものもあり、不完全ですがご容赦ください。
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