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「どこに載せても同じ」という考えは危険!主要OTAの特徴と使い分け戦略

未分類

「とりあえず、じゃらんにも楽天にも全部載せている」
「でも、正直どこから予約が入っているのか、よく分かっていない……」

そんな宿も少なくありません。

しかし、OTA(オンライン旅行予約サイト)は、それぞれ利用者層も、
予約されやすい宿も、強いエリアも違います。

つまり重要なのは、

「どのOTAに載せるか」ではなく、
「どのOTAを、どんな目的で使うか」

なのです。

前回は、「OTAは依存するものではなく、
新規客と出会うための入口」という考え方を整理しました。

今回はその続編として、主要OTAの特徴と使い分けを整理し、
自宿に合った“戦略的な活用法”を考えていきましょう。

なぜ「全部同じ運用」が危険なのか?

多くの宿では、

・同じ写真
・同じ文章
・同じプラン
・同じ料金

を、そのまま各OTAへ横展開しています。

しかし、これは非常にもったいない運用です。

なぜなら、OTAごとに利用者の目的が違うからです。

例えば、

・価格重視で比較する人
・ポイントを貯めたい人
・高級宿を探している人
・海外から日本旅行を計画している人

では、宿選びの基準がまったく違います。

つまり、OTAごとに「刺さる見せ方」を変えなければ、
本来取れるはずの予約を逃している可能性があるのです。

観光客のニーズ
観光客のニーズ

主要OTAの特徴を整理しよう

① じゃらん

「国内レジャー層」に強い王道型

じゃらんは、国内旅行ユーザーが非常に多く、特に、

・週末旅行
・温泉旅行
・ファミリー旅行
・カップル旅行

との相性が強いOTAです。

口コミ文化が強いため、

・接客
・食事
・清潔感

など、現場力の高い宿ほど評価が積み上がりやすい特徴があります。

一方で、価格比較も激しいため、「安さ競争」に巻き込まれやすい側面もあります。

向いている宿

・温泉旅館
・地方観光宿
・家族向け宿
・体験型宿

地方の観光宿

② 楽天トラベル

「楽天経済圏」の集客力が圧倒的

楽天トラベル最大の強みは、楽天ポイントです。

利用者の中には、「旅行先」よりも、「ポイント倍率」で宿を選ぶ人もいるほどです。

そのため、

・スーパーSALE
・ポイント10倍
・クーポン施策

など、販促イベントとの連動力が非常に強いOTAです。

特に平日稼働を埋めたい宿には、大きな武器になります。

向いている宿

・ビジネスホテル
・都市型ホテル
・価格訴求しやすい宿
・回転率重視の宿

楽天ポイント

③ 一休.com

「高単価・高品質」を求める層が集まる

一休ユーザーは、「安い宿を探す」というより、

「満足度の高い宿を探す」傾向が強いのが特徴です。

写真の質や世界観が重要で、

・空間演出
・料理の魅力
・特別感

が予約率に大きく影響します。

価格競争に巻き込まれにくい反面、中途半端な見せ方では埋もれやすい世界でもあります。

向いている宿

・高級旅館
・オーベルジュ
・デザイン性の高い宿
・客単価重視の宿

外国人観光客

④ Booking.com・Agodaなど海外系OTA

インバウンド集客の入口

海外OTAは、訪日外国人旅行者との接点として非常に強力です。

特に、

・多言語対応
・キャンセルポリシー
・即時予約性

が重視されます。

国内OTAとは文化が違うため、「日本人向けの感覚」でページを作ると弱くなります。

例えば海外旅行者は、

・アクセス方法
・Wi-Fi
・チェックイン方法

などを非常に重視します。

向いている宿

・観光地の宿
・駅近宿
・地方体験型宿
・外国人対応ができる宿


小規模宿が考えるべき「OTAごとの役割分担」

ここで重要なのは、「全部を全力でやらない」ということです。

小規模宿は、人手も時間も限られています。

だからこそ、

・新規集客用OTA
・平日対策OTA
・高単価獲得OTA
・インバウンドOTA

というように、“役割分担”を決める必要があります。

例えば、

・じゃらん → 地域認知拡大
・楽天 → 平日稼働対策
・一休 → 高単価客獲得
・Booking.com → 海外集客

という考え方です。

OTA別おすすめプラン

OTAごとに「売るプラン」を変える発想

さらに重要なのが、「OTAごとに売る商品を変える」という視点です。

例えば、

【楽天】→ ポイント還元型プラン
【じゃらん】→ 季節体験プラン
【一休】→ 記念日・高単価プラン
【海外OTA】→ シンプル素泊まりプラン

というように、利用者の目的に合わせて見せ方を変えるのです。

これは、単なる“掲載”ではありません。

「販促戦略」です。


今回のまとめ

今回のポイントを整理しましょう。

■ OTAごとに利用者層は違う
■ 同じ運用の横展開は非効率
■ OTAごとに役割分担を決める
■ 「どこに載せるか」ではなく「どう使うか」が重要

OTAは、ただの予約サイトではありません。

使い方次第で、

・利益率
・客層
・単価
・リピート率

まで変わってきます。

第3回では、「OTAで選ばれる宿ページの作り方」をテーマに、

・写真
・キャッチコピー
・プラン名
・口コミ対策

など、“予約率が変わる見せ方”を具体的に解説していきます。

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。
日々のおもてなし、本当にご苦労さまです。
あなたの宿が、たくさんの出会いと再会に満ちた「千客万来のお宿」になりますように。
どうぞご自愛のうえ、これからも素敵なお宿づくりを続けてください。

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